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安定志向からのパラダイムシフト

この度は、片桐家のブログをご覧くださりありがとうございます。

 

片桐家の主であり夫の達朗です。

僕は元公立英語教師です。

妻のひとみは元市役所職員でした。

 

そうです。

夫婦共に公務員という、世間では『超安定型夫婦』の代表のような生活をしていました。

 

しかし、公務員生活7年目、結婚生活2年目の時、

僕と妻は、ほぼ同時に公務員を辞めました。

そして無職になりました。

 

その時、実は妻は子どもを身籠っていました。

 

世間一般の大多数は、僕たち夫婦の決断をどう思うでしょうか。

正気の沙汰ではないときっと思うはずです。

実際僕たちは、

「苦労して、今の職業を手に入れたのに、もったいない!」

「堪え性がないんだ!」

「親としてどうやって子どもを育てるんだ!」

「ただの働きたくないというわがままなだけだろう!」

と周囲の人に良く言われました。

 

それでも、僕たちは仕事を辞めました。

 

僕たち夫婦の選択

あなたはきっと「じゃあなぜ辞めたの?」と思うでしょう。

僕たちは『生きながらにして死ぬ』ような生活をしたくなかったからです。

僕たちには職業を通して、志がありました。

それは、『目の前の人の幸せな姿を見て、自分も幸せになる』こと。

でも、組織の中にいる以上、正しさよりも内情を大切にする必要があります。

自分を常に誰かと比較する習慣が、知らない間に身につきます。

自分自身の心の声よりも、優先しなければいけないことが増えるばかり。

いつしか自分を否定し、『生きながらにして死ぬ』生活へと変わってしまう。

“自分自身が幸せにならない人生を選ぶことはどう考えたっておかしい!“

心が壊れてしまう前に、僕たち夫婦は仕事を辞めました。

私たちの願い

僕たちは、仕事を辞めて人柄で起業してほしいという願いはありません。

苦楽もあるけれど、『生きるって楽しい!』と心の底から思ってほしいのです。

安定は、とても楽です。

それはまるで、温泉につかっているかのようです。

僕たち夫婦は安定を捨てた後、決して楽しいことばかりではありませんでした。

うまくいかない人生に悔しくて泣いて、

自分を否定して、いじめ続ける時期もありました。

でも、安定を捨てた後の一つ一つの思い出や未来へ思いをはせると、

本当の自分を受け入れてくれる仲間の存在、

不甲斐ない自分でも、いつも支えて、応援してくれる家族への感謝、

『今、この一瞬を全力で生きている!』と命を燃やしている感覚、

これから出会う素晴らしいご縁に、

胸が躍り、心に熱い想いがあふれ出てしまいそうです。

あなたの選択

 

あなたが勤め先へ向かう通勤途中。

『私の人生は、本当にこのままでいいのか?』と思うときが、一瞬でもあるのならば。

僕たち家族の生き方を少し覗いてみてほしいと思います。

安定志向からのパラダイムシフト。

それは、苦も楽も旅の経由地のように楽しみ、幸せと感謝で自然に心が満ちる。

“『人生を旅するように生きる』こと。”

あなたの人生は、あなたが決めていいのです。

僕たち夫婦は、あなたが出した選択を、全力で応援しています。

 

片桐 達朗 ・ ひとみ