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英語への憧れが強いあなたにこそ読んでほしい!英語力も大事だけど読書で教養を磨こう。

この記事は英語力をブラッシュアップし将来的に世界とのつながりを持ちたい3人のために書きました。

  1. 英語力を磨いていつか世界を舞台に活躍したい。
  2. 夢を実現するために英語を使いたい。
  3. 心を通わせられる外国人の友達をつくりたい。


こんにちは、達朗です。

あなたが何不自由なく英語を使えている姿を想像してみてください。

外国人のお友達と共通の話題で心を通わせているかもしれません。
感動を共有して涙しているでしょうか。

ビジネスでかっこよくプレゼンをキメているかもしれませんね。

英語は努力に比例して伸びていきます。
やったらやった分だけ伸び、当然自信がついてきます。

僕は英語力を身に付けて念願の海外留学を実現しました。

「やったぁ!!!」

と胸躍らせて憧れの地に来たものの…

行ってみて気づいたのは自分の教養のなさです。

僕は海外に行ってみて「英語力だけでは相手にされない」、ということを痛感しました。

僕は海外で恥ずかしい思いをたくさんしました。
恥ずかしさのほぼ99%は英語力ではありませんでした。
教養のなさだったんです。

あなたはもしかしたら英語の勉強=英語学習と思っていないでしょうか。
厳しいようですが実は英語力だけでは海外に出て行っても相手にされないんです。

この記事では、真剣に英語に取り組むあなたにこそぜひ伝えておきたいことを書きました。

この記事の目次

僕は英語力のなさではなく教養のなさで恥をかいた


海外に行くと英語力のなさよりも教養のなさを痛感します。

僕の体験を紹介させてください。
初めて僕が海外留学したのはカナダのバンクーバーでした。
移民のたいへん多い地域です。

ホームステイで僕が滞在させてもらった家も移民家庭でした。

エルサルバドル人(ホストファザー)とフランス人(ホストマザー)に中学生の息子がいる家庭でした。

両親は二人ともなまりがあり、発音の悪さで聞き返すことがたまにありました。
当時、英語オタクだった僕はこんなことで不満を感じました。
「なんで移民の家なんだろう。正しい英語の発音が学べないじゃないか!」

しかしこの考えが間違っていたことにすぐに気づきました。

この後僕は英語力以外が原因で何度も恥をかくことになるんです。

ホームステイで恥をかき続けた経験


僕のホストファミリーは本の虫で、大学出のエリートでした。

毎晩一緒に夕食をとるわけですが、いつも話題になるのは「政治」「文化」「社会」の問題です。

二人はよくカナダの社会問題について話してくれました。
その後が僕にとって恐怖の時間でした!

話題についての意見を必ず求められます。

「達朗、お前はこの問題に対してどう思うんだ?」
「日本ではどんな社会問題があるんだ?」
「日本のこんなことが国際問題になってる。お前は知ってるか?」

この質問に答えると追加の問がきます。
「なぜそう思うのか?」

僕は冷や汗をかきつづけました。
当時20歳の僕はほとんど何も知らずカナダに来てしまいました。
深い話題になると何も答えられなかったんです。

僕のホストファミリーがたまたま意地悪な人だったと思いますか。
そうではありません。

日本では家庭で社会問題について議論しません。
一方、海外では自分の意見を持っているのが当たり前です。

僕は当時、英会話力には多少の自信がありました。
しかし、知識が足りず話が続きませんでした。
自分の頭の中身が空っぽだったことを痛感し、よく沈黙していました。

英語力だけあっても意味がないと僕が思うのは恥の経験があるからなんです。

では、英語力以外に何を磨いたらいいのでしょうか。

外国の文化は行ったときに知ればいい

あなたは英語を使えるようになったらどんな人と付き合いたいですか。
教養のある人と付き合いたいと思うなら、海外に行く前に知っておくべきことがあります。

それは自分の国についてです。

教養のある人は好奇心が強いので日本のことを必ず聞いてきます。
「どれだけ日本のことを知っているか」ということであなたの教養を確かめます。

僕が教員になって5年目、29歳の時、イングランドに留学しました。
その時はオックスフォード大学出の弁護士の家でホームステイをしました。
今度は正真正銘の超エリートです。

初めて海外に行った時、僕は散々赤っ恥をかいたので、さすがに今回はいろいろ勉強して臨んでいました。
「議論になっても大丈夫」
とタカをくくっていました。

するとある時、こんなことを聞かれました。
「東日本大震災の後の日本の放射能の被害はどれくらいなの。日本は安全なの?」

非常に具体的で苦しい質問でしたが、なんとか答えて乗り切りました。

海外に行くと日本のことについて必ず質問されます。
自分の国を知らない人間は尊敬されません。

海外では自分の国について知っていることが教養です。
では、教養を身に付けるためにはどうしたらいいでしょう。

教養を身に付けるためにはやっぱり読書しかない


僕はコーチングを使って英語力を上げ、夢を叶える方法をお伝えしています。
しかし、英語よりもずっとずっと大事なのは教養力だとあえて強調しています。

かつての僕がかつて赤っ恥をかいたように単に英語を知っているだけでは海外に行ったときに相手にしてもらえません。

身も蓋もないことを言ってすみません。

教養を身に付けるにはどうしたらいいでしょうか。
僕がおススメするのはやっぱり読書です。
「読書の習慣なんてないよ…」

という方にもおススメなのが新書です。

それでもハードルが高い人は、英語に関する書籍ならとっつきやすいんじゃないでしょうか。

読書は堅いテーマでなくても続けていってみてください。
読んだ分だけあなたの血肉となり、必ず教養になっていきます。

英語が大好きなあなたならきっと気に入ってもらえそうなおススメ本を紹介しましょう。

斎藤兆史著『英語達人列伝』


この本は本当に一押しです!

明治時代の日本の教養人の英語力がどれくらい高かったのか、読めば目から鱗が落ちます。

「教養人とは何か」についてもついでに学べます。

たとえば、斎藤秀三郎さんのエピソードがすごいです。

斎藤氏は日本公演のシェイクスピア劇を見に行った時、ネイティブスピーカーに対して「お前らの発音はなっちゃいねぇ!」と英語で叱り飛ばしたそうです。

こんな楽しいエピソードがたくさんつまった本を読んで熱い気持ちになってみてはいかがでしょうか。

達朗一押しの本、ぜひ読んでみてください^^

読んだ感想を僕にもぜひ聞かせてください!

今回のメッセージ

英語力と同時に読書をして教養力も磨こう。
教養力さえあれば究極、英語力は問題にならない。

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