この記事は3人の大人のために書きました。
- 本当はやりたいことがあるのに周りの目や批判を気にしてしまう。
- 努力を諦めてしまう自分を変えたい。
- 夢を叶えるために今、真剣に英語を勉強している。
この記事の目次
夢を叶えるのに必要な考え方のエッセンスを絵本から学ぶ。
こんにちは、達朗です。
絵本は大人が読んでも奥が深い世界が広がっています。
あなたが最後に絵本を読んだのはいつですか。
子どもの頃でしょうか。
僕は33歳で息子が生まれてから、生き方のヒントを得るために自分でも絵本を読むようになりました。
読んでいるうちに「これはもしかしたら大人に向けたメッセージなんじゃないか」と思うことが増えてきました。
シンプルだからこそ心に刺さる言葉がたくさん詰まっています。
そして、夢を叶えるのに必要なエッセンスを吸収することができます。
あなたも、自分に置き換えて絵本を読むことで、考え方や行動にも大きな影響を受けるのは間違いないでしょう。
子どもの頃の感性が蘇って忘れかけていた大事な夢を思い出すことがあるかもしれません。
この記事では、”The Carrot Seed” by Ruth Krauss という絵本を紹介します。
夢実現に向けて努力しているあなたの励みになれば幸いです。
英語の絵本 “The Carrot Seed” のあらすじ
ある男の子がニンジンの種を植えました。
すると、お母さんから否定的なことを言われます。
“I’m afraid it won’t come up.”
(残念だけど芽は出ないよ)
否定的な言葉をかけてきたのは、お母さんだけではありません。
なんと、お父さんやお兄ちゃんからも同じことを言われます。
“I’m afraid it won’t come up.”
毎日のように家族から否定され続けますが、少年は決して努力をやめません。
ニンジンの種に水をやり、淡々と雑草を抜き続けます。
するとやっとのことで芽が出て、大きなニンジンができました。
この本はたった32ページの絵本です。
それでも夢実現にの話として読め、深いメッセージを伝えてくれています。
夢に向かって努力している時、誰の声に耳を傾けるか。
夢に向かって努力している時、誰の声に耳を傾けるかは大切です。
絵本の中の家族は残念ながら、男の子を一度も励ますことはありませんでした。
“I’m afraid it won’t come up.”
(残念だけど芽は出ないよ)
家族のこの言葉はもしかしたら優しさから出た言葉かもしれません。
「もし芽が出なかったら…」と想像して、男の子をがっかりさせたくなかったのでしょう。
それでも男の子は努力をやめませんでした。
なぜ努力を続けられたのでしょうか。
「きっと芽が出る」と確信していたからです。
ニンジンがやっと芽を出した時の一文が男の子の自信を表しています。
And then, one day, a carrot came up, just as the little boy had known it would.
(するとある日、ニンジンの芽が出ました。少年がちょうど思っていたように。)
男の子は家族の言っていることに惑わされませんでした。
自分の信じていることの方が正しい、と確信できているから努力し続けられました。
自分の内側の声に従って行動したんですね。
夢を否定してしまうドリームキラーの言葉には耳を傾けず、心の声に従うこと。
この絵本のように、あなたも身近な人から夢を否定されたことはないでしょうか。
夢を否定してくる人をドリームキラーと言います。
ドリームキラーはは意外と身近に潜んでいます。
僕にも経験があります。
身近な人ほど夢を否定しやすいことは科学的にも分かっています。
「大切な人が失敗して傷ついてほしくない」
という想いがあなたの行動にストップをかけてくることがあります。
そんな時、あなたなら誰の声に従いますか。
あなたの身近な人の声ですか?
それとも、あなたの心の声ですか?
絵本を夢実現のためのマニュアルとして使おう。
たった32ページの絵本でも、夢実現のためのマニュアルとして使うことができると分かっていただけたんじゃないでしょうか。
絵本は使い方も解釈も自由です。
僕のおススメは人生を好転させるように解釈することです。
そしてできたら英語の絵本は英語で読んでみてください。
作者が作品に込めた想いや力強さは原語によって伝わります。
これからも僕は、夢実現に絵本を使っていく方法を提案していきます。
あなたの人生がより明るく、豊かになるように願っております。