こんにちは、達朗です!
最近「コーチング」という言葉をよく聞くようになりましたね。
ちなみに、「コーチングってなに?まだ知らなかった」という人に説明します。
「目標や夢を叶えるために脳の正しい使い方を身につけるための方法論」です。
ところでコーチングを全世界に広めた「伝説の人」は誰だと思いますか?
科学者?医者?
いいえ。
実は、教師なんです!
「ルー・タイス」という元高校教師です。
僕も元高校教師なのでルーの人生を知った時には「自分にもできる!」という気持ちになって震えました!
これを読んでくれているあなたも教師だと思います。
ルーの人生を知れば、自分を「教師」という狭い枠にはめて考える必要なんてないと思えます。
そして、新しいことを始めたいとワクワクしている自分に気づけるはずですよ!
お楽しみに!
この記事の目次
あなたが今持っている能力は関係ない!
あなたが教師を辞める時の悩むことはなんでしょうか?
「自分には能力も知識もないから、教師以外の仕事は無理だ」
というものが多いんじゃないでしょうか?
仮にあなたの今の状況が下のような感じだったらどうですか?
想像してみてください。
- 全財産は10万円しかない。
- 養子を含め子どもが9人もいる。
- 30歳で初めてネクタイの結び方を知った。
こんな状況だったら悲惨ですよね。
きっと仕事を辞めるなんて考えられないと思います。
「お金もないし、我慢して嫌な仕事でも続けないとヤバイな。仕事を辞めるなんて言ってる場合じゃなーい!」ってなりますよね。
でも、これは実在した人の状況ですよ。
この人は、仕事を辞めて全世界3300万人の人生を変えました。
そうです。
さっき紹介した伝説のコーチのルー・タイスです。
ルーが高校教員を辞めた時は上のような悲惨な状況でした!
あなたの今の状況はどうですか?
ほとんどの人が「ルーよりはましだな」って思えませんか?
そして、現状に関わらずあなたがどんな夢を持つかでこれからの未来はいくらでも変えられます。
そのノウハウを伝えるのがコーチングです。
コーチングで効果を出すための3原則
次は、コーチングを実践して確実に成果を出すための3原則を紹介します。
- 自分を偽らない
- 進歩的である
- 有効な行動をとる
です。
ルー・タイスの名著から引用します。(pp.22-23)
1自分を偽らない
自分を偽らないことです。
いつも自分に正直であり、一緒にいる人によって態度を変えたりしないことです。
他人が自分に何を望んでいるかばかり考えていると、相手を操って、自分の欲しいものを相手から引き出そうとするようになってしまいます。
勝っても負けても、自分は自分。それが偽りのない自分ということです。
私は誰かに拒絶されたり、自分の能力不足を感じたりしても、自分を別人のように偽ったりしません。
常に自分でいなければならないのです。みなさんもつねに自分自身でいてほしいと思います。
1達朗の解説
1つ目の原則は要するに「本音に正直であれ」ということです。
僕たち日本人は人の顔色を伺うように教育されてきました。
ほとんどの人が空気を読むことが当たり前になっています。
例えば、仕事が早く終わって帰りたいのに、先輩教員や管理職がまだ仕事をしていると帰りづらい雰囲気ってないですか?
そして、ちょっとでも自分の主張をして集団から浮いてしまうと「空気を読まないやつだ」と批判されてしまいますよね。
でも、空気を読みすぎて傷ついてボロボロになってしまうのは誰でしょう?
空気を読んだ本人あなたです。
人目という「見えない鎖」にがんじがらめにされると身動きが取れなくなります。
あなたがもし本音を押し殺して嫌々仕事をしているのならば、周りのことを気にしすぎていないか確かめてみた方がいいかもしれません。
2進歩的である
進歩的であることです。
自分を改善していくことを意味します。
今の自分が十分に有能でなくても、十分なことができていくても、それはかまいません。
これから進歩し、成長していけばいいのです。
進歩的であることの意味は、一日一日、より良い自分になっていくということです。
「一日一日、より良い自分になっている」と肯定できることです。
この「アファメーション」(自分に対して肯定的な言葉で語りかけることを通し、潜在意識を変化させ、望む方向に自分を導くこと)こそが、私の教える学習プロセス全体の鍵となるものです。
それが「現在地」から「目的地」へと進む鍵なのです。
現在地と目的地は変わりますが、プロセスが変わることはありません。
2達朗の解説
コーチングはあなたが「できない側の自分」ではなく「できる側の自分」に目を向けるように変えていきます。
どうやって変えるかというと、言葉の力を使ってです。
その一つが「アファメーション」というテクニックです。
上の引用で出てきたように、アファメーションは言葉でイメージを喚起して潜在意識に刷り込んでいきます。
例えば、「一日一日、より良い自分になっている」というアファメーションを習慣化します。
するとその理想像があなたの潜在意識の中に刷り込まれます。
そうやって言葉の力を使ってあなたの自己イメージを変え、現実を変えていきます。
あなたは、「アファメーションって魔法みたいじゃん!」と思うかもしれません。
でも、僕たちが普段からやってることですよ。
ただ、これまでは言葉をあなたの望む方向には使ってこなかったかもしれません。
例えば、あなたは普段「できない」とか「自分には才能がない」とか思って実際に口に出してしまうことないですか?
これも実はアファメーションです。
「できない」とか「才能がない」という言葉は力を持っています。
無自覚にそういう言葉ばかりを使っていると「できないイメージ」あなたの潜在意識に刷り込まれ続けることになります。
すると現実も「できないこと」だらけになってしまいますね。
要するにアファメーションは言霊です。
言葉が現実を作っていきます。
だから、あなたがなりたい理想像に近づけるような言葉遣いにしていくといいですよ。
アファメーションは自分でも作れますが、ちょっとしたコツが必要です。
今後解説していく予定です。
今回はルーもオススメのものを紹介しますね。
私はもっと大きな人間になれる。
もっと多くのことができる。
もっと多くを手にすることができる。
まずは自分のことから始めよう。
自分に語りかけることで可能性を切り開こう。(『アファメーション』p17)
アファメーションをやるには朝とか夜とかがオススメですよ!
3有効な行動をとる
有効な行動をとることです。
ただ差し迫った緊急のことだけをするのではなく、正しいこと、重要なことをするということです。
自分はどうしたらもっと有能な人間、より良い父親、より良いリーダー、より良い教師になれるのだろう?
どうしたら成長できるのだろう?
有効であることは、「目的地」がどこであるかを知っていることを意味します。
私たちが有効な行動について話すときには、目標を設定し実現することについて話しています。
それは、しっかりした思考を基に、最善と思われる現実を築くプロセスです。
アイディアを取り出して、実質的なものに変えるということです。
3達朗の解説
ルー・タイスの言う「『目的地』がどこであるかを知っている」状態というのは未来志向になるということです。
つまり、過去の延長である現実を見るんじゃなくて、目標を設定して遠く先を見るということです。
あなたの現実はもしかしたら「できないことだらけ」かもしれません。
落ち込みたくなりますよね。
でも、その現実は目をつむっても構いません。
それよりも「あなたはどうなりたいの?」ってイメージを強くしていきましょう。
実は脳は、強くイメージしたものと現実を区別していません。
だから、あなたが「なりたい!」って強く思っていることは脳は「現実だ!」と認識しています。
理想は「こんなこと言っちゃっていいの?」というくらい高く持ってください。
常にその理想を意識していればあなたがその理想に近づいていきます。
なぜなら、脳は「現実だ」と感じている理想にあなたを近づけようとするからです。
例えば、あなたが「仕事を辞めたい」と思っているならば、「辞める」という手前の目標のもっと先を見つけてください!
「辞めた後にどうなりたいの?」というイメージを強く持ってみましょう。
まとめ
- 「今持っている能力は関係ない」ということは世界一のコーチが証明している。。
- コーチングの三原則「1自分を偽らない」「2進歩的である」「3有効な行動をとる」
- コーチングは難しく考えない!
三原則の中で一番重要なのは「1自分を偽らない」です。
どんな時も自分の気持ちに正直になるのはあなたのエゴではありません。
あなたの生産性が大きく上がって幸せになれば周りの人も幸せにすることができます。
そして、あなたにはその素質があると僕は確信していますよ!