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「一生この仕事を続けなければならない」と思う教員のあなたは価値観を信じ込まされていませんか。あなたの本音を信じ、大切にしよう。

こんにちは、達朗です!

30代のあなたは教員になって10年近くになるでしょうか?

それだけ長く働いていると、転職や退職の選択が頭をかすめたこともきっとあるのではないでしょうか?

たとえば、「教員は向いていない」とか「もっと他の仕事にも挑戦してみたい!」という気持ちになったことはありませんか?

30代というのは決断の時期です。

なぜなら、世間では「35歳転職限界説」と言われており、それ以降に転職するのが急に難しくなっていくからです。

あなたはこのまま学校に残って仕事をバリバリとやっていきたいですか?

それとも退職して新しい仕事に挑戦していきたいですか?

この記事には、高校教員を辞めて今ではプロコーチになっている僕から、あなたの今後のキャリアを決める上でのヒントを書きました!

きっとあなたの気持ちの整理がつくと思いますよ!

どうぞあなたが望んでいる働き方に一歩近づいちゃってくださいね!

お楽しみに!

この記事の目次

「一生同じ場所で働けなければいけない」という労働観はとっくに終わっている

今は世の中が激変しており、安定している大手企業に就職しても突然リストラにあうような時代になりました。

ほんの数年前までは、安定している企業の代表と言えば銀行業界でした。

メガバンクなどは、特に就活生に大人気でした。

しかし、AIの台頭によって銀行業界は「一番危ない」とさえ言われています。

最近も大手3行が3万人規模のリストラを発表しました。

しかもリストラする一方で、人手不足になるという矛盾を抱えています。

それが意味するのは「AI時代に対応できる人材しかいらない」、という意思表示の表れです。

これを紹介したのはあなたの不安をあおるためではありません。

むしろ、「一生安泰だから」と信じ込んで、今の仕事を嫌々続けなくてもいい時代になったと強調したかったからです!

「公務員は一生安泰だ」と信じていると、もしかしたら将来裏切られる可能性だってあるかもしれません。

たとえばあなたが40歳になってから、「公務員の将来ヤバそうだな、転職したい!」と思っても転職のハードルは今よりも上がってしまっていたということも起こりうるわけです。

そういう意味で30代の今のうちにあなたの今後をはっきりと決めておいた方が良さそうですね!

会社員ではこれから副業・兼業で本業以外のスキルを身につけていく。教員は?

2018年1月に厚生労働省が「副業・兼業の促進に関するガイドライン」をまとめました。

これによって会社員の「副業・兼業」が解禁になり原則自由になりました!

今年になってから大企業を中心に「副業・兼業」を認める会社が次々と出てきて、今後もこの流れは強まっていくと予想されてます。

「副業・兼業」が解禁されるようになった背景は次の通りです。

副業解禁はこの「日本型雇用」が崩れ始めたことを明確に示している。ひとつは会社自体の体力が弱まって、終身雇用を維持できなくなっていることがあるだろう。時代の変化とともに消えていく職種の社員をクビにせず抱え続けることは、会社に余裕がなければできない。

「『副業解禁』で壊れる日本の『カイシャ』」日経ビジネスONLINE

つまり、世の中の企業の本音はこうです。

企業では従業員のことを一生面倒見きれないから、副業・兼業して自分で新たに自分でスキルを身につけてくれ」ということです。

一方教員はどうでしょうか?

公務員なので、副業・兼業は認められていません。

本業が忙しすぎるので、認められたとしてもきっとやろうとする人もごくわずかでしょう。

つまり、あなたが仮に40歳まで働いた時点で「やっぱり辞めたい」となったとしても、会社員のように本業以外で「稼ぐノウハウ」を全く持っていない可能性が高そうだということです。

だから、30代の若いうちにあなたのやりたい仕事にシフトしてしまった方が仕事効率も格段に上がります。

そして、新しいことに挑戦できるので才能もどんどん開花させていくことができます!

これが僕が「30代が決断の時だ!」と強調する理由です。

しかし、教員を辞めることには大きな抵抗があると思います。

なぜなら、あなたは「嫌なことがあっても我慢することが大事だ」と信じてきたはずだからです。

「嫌なことがあっても我慢することが大事だ」というのは本当にあなたの価値観?

あなたは今まで、「たとえ嫌なことがあっても我慢することが大事だ」と信じてきたかもしれません。

でも、それは本当にあなたの価値観でしょうか?

実は発達心理学では次のことが明らかになっています。

成人が大人になってから無意識に下す判断のうちの8割から9割が親の物真似だといわれている

あなたが「大事だ」と思ってきたことは実はあなた自身のオリジナルの考えではなくて、あなたの親が大事にしてきた価値観である可能性が高いということです!

「嫌なことがあっても我慢することが大事だ」という価値観は時代に合っているか?

「嫌なことがあっても我慢することが大事だ」という考えを持ち続けることで、あなたの生き方が楽になるのであればその価値観を大事にするといいでしょう。

でも、あなたは記事をここまで読んで、「この価値観を手放した方がもっと自由に生きられるかも」と思ったのなら、自分で変えていってもいいですよ!

無意識の選択が親の強い影響を受けていることを踏まえて、あなたがどんな価値観を大事にしたいのかを改めて吟味してみるといいと思いますよ!

今までの価値観にしがみつかず、時代にあったものに更新していくことが大事ではないでしょうか?

「教員以外の仕事がしてみたい!」というのは自分の本音に素直になれている証拠

あなたが「教員以外の仕事がしてみたい!」と思っているとしたら、それはあなたが今後の仕事を決める一つの答えになっています。

これから僕が言うことに怒らないでくださいね。

どういうことかというと、「教員以外の仕事がしてみたい!」と思った時点で、あなたの教員としての熱意が少し冷め始めているかもしれないということです。

人間は熱意を持ったことにしか力を発揮できません。

コーチングでは、熱意を持って働く時と、義務で働いている時の生産性の違いは700倍になるという結論を出しています。

つまり、熱意を失ってしまった教員という仕事よりも、あなたが「やってみたい!」と思える仕事にキャリアチェンジした方が間違いなくうまくいくと言えます。

だから、あなたは「ずっと一生同じ職業を続けなければいけない」とプレッシャーを感じる必要はありません。

そして、「教員以外の仕事がやりたいかも」と思ったことは全く否定しなくてもいいです。

むしろ、「やってみたい」思っている方のあなたの気持ちを認めてあげちゃっていいんですよ!

そして、その気持ちをより強くしていってもいいですよ!

その方が嫌なことをずっと我慢して将来のリスクに怯えるよりも、あなたにとってより自由な生き方だと思いませんか?

まとめ

  1. 30代は転職・退職の決断時。
  2. 「一生同じ職場で働き続けなければいけない」という労働観はすでに時代遅れになっている。
  3. 副業・兼業解禁によってこれからの会社員は本業以外のスキルを身につけていく。公務員である教員にはそれができない。
  4. 価値観は親の影響を強く受けており、あなた自身のものではない可能性が高い。時代にあったものに更新していくべき
  5. 「やってみたい!」という気持ちは打ち消すものではなく、強く持っていいものです。

以上「教員のあなたが35歳を前に『教員以外の仕事をやってみたい!』と気づけた。あなたがその気持ちをもっと大事にしてもいい理由とは?」でした!

それではまた!

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